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斉藤一蒲(さいとういっぽ)

扇面貼付屏風(せんめんはりつけびょうぶ)の内、白椿図(しろつばきず)、貝合せ源氏物語浮舟図(かいあわせげんじものがたりうきふねず)、亀図(かめず)

江戸時代後期 京都 細見美術館蔵

斉藤一蒲については現在、本図1点が知られるのみである。六図中四図が銀箔地で、金地や朱地の二図とともに明快な色彩感覚で目を惹く。構図も筆致も手慣れており、琳派風にとどまらず、土佐派や狩野派にも通じる豊かな画域の広さを示している。
白椿の幹や亀の甲羅などに、琳派伝統のたらし込み技法が用いられている。また、貝合せに源氏物語の一場面が描かれた図は、本来なら貝が上下逆なのだが、あえて逆にすることにより貝の形を効果的に利用したのだろう。

斉藤一蒲(生没年不詳)

酒井鶯蒲門、通称伝兵衛。浅草寺の役人と伝える。現存作品は本作のみ。

H028 斉藤一蒲 / 扇面貼付屏風の内、白椿図、貝合せ源氏物語浮舟図、亀図

型番サイズ寸法(cm)販売価格(税抜)
L-H028LH117.0×W54.0×D4.0250,000円
M-H028MH100.0×W47.0×D4.0200,000円
S-H028SH89.0×W42.0×D4.0150,000円
SS-H028SSH50.0×W25.0×D3.346,000円

仕様: 額装(木製黒額縁、ビロードマット)
認定書・差込式段ボール付(黄袋入)