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酒井道一(さかいどういつ)

月に薄図(つきにすすきず)

明治期  京都 細見美術館蔵

酒井抱一の正当なる後継者として雨華庵四世を名乗った道一は、明快な色彩と大胆な構成の作品が多い。薄に低くかかる大きな月を描く本図は、「武蔵野は月の入るべき山もなし 草より出でて草にこそ入づ」と奈良時代の『万葉集』に詠まれた「武蔵野」をイメージしたもの。江戸初期に流行した武蔵野図屏風の図様に遠く連なるものといえよう。

酒井道一(1845〜1913)

酒井抱一の弟子である山本素堂の次男で、野崎真一の弟子。酒井鶯蒲(雨華庵四世)の養子鶯一の娘と結婚し、雨華庵四世を継ぐ。明治期の新しい気運において、内国勧業博覧会や絵画共進会、シカゴ万国博覧会などに次々と出品し活躍した。大正2年(1913)2月11日、69歳で没、築地本願寺内善林寺に葬られる。

H018 酒井道一 / 月に薄図

型番サイズ寸法(cm)販売価格(税抜)
L-H018LH117.0×W54.0×D4.0250,000円
M-H018MH100.0×W47.0×D4.0200,000円
S-H018SH89.0×W42.0×D4.0150,000円
SS-H018SSH50.0×W25.0×D3.346,000円

仕様: 額装(木製黒額縁、ビロードマット)
認定書・差込式段ボール付(黄袋入)